持続可能な開発目標 (SDGs) とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標 (MDGs) の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」 に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の 「誰一人取り残さない (leave no one behind)」 ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル (普遍的) なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。


SDGs3番目の目標である「持続的な健康的生活の確保」。ケーズガーデンは、当社従業員の健康管理はもとより、お庭を通じてお客様の健康も願っています。毎日眺めるお庭の緑が、健やかな心を形成します。また、お庭は軽い運動スペースに利用できたり、家族や友達との健康的ふれあいの場としても利用できます。ケーズガーデンの創り出すお庭は、お客様の心身の健康に寄与するヘルシースペースでもあるのです。


SDGs5番目の目標である「持続可能なジェンダー平等」を実現するには、お庭づくりに携わる全ての職人の方々の協力が不可欠です。
かつては、男社会になりがちだった職人の世界ですが、積極的な意識改革が功を奏し、今ではジェンダーの垣根なく、職能や熟練度に応じた仕事の機会を得ることができるようになっています。


SDGs8番目の目標である「持続的な働きがいと経済成長」を実現するために、ケーズガーデンは「価値の高いお庭の創出」を社会的責務として実現し続けています。ガーデンプロダクターにとって、お客様に喜ばれるお庭を創ることこそが最大の働きがい。さまざまな一流のプロたちとの連携がお庭のクオリティアップにつながり、また地域経済への還元、循環を促す一助となっていることを確信しております。価値の高いお庭は永く愛され、その意味においてもサスティナブルであると言えます。


SDGs11番目の目標である「住み続けられるまちづくり」もまた、ケーズガーデンの業務に大きく関わる目標であるといえます。なぜなら、「にわづくり」は「まちづくり」。美しい町並みは美しいお庭のある町にしか実現し得ないからです。その町の景観を大きく左右する住宅や商店のお庭スペース。より美しく、より緑豊かな、そしてより心がやすらぐ景観の創造。私達が描く未来は、町が美しいお庭で溢れ、自然と一体感を増していく、まちに住み続けるために一番大事な「心地よさ」で、地域全体が潤っている、そんな未来です。


SDGs12番目の目標である「持続可能な消費と生産」は、その基本的マインドが庭づくりと同じであると見ることができるでしょう。
お庭は一旦完成というカタチでお客様の手に渡されるものですが、それは同時にそのお庭を愛で、育てる楽しみがサスティナブルに存在する世界が誕生したことを意味します。お庭の美しさは過剰でもだめ、過小でも良くない。お庭とはまさに、人々の心に必要十分の理を染み渡らせる装置、いわば「足るを知る」ために人と世界をつなぐ媒体でもあるのです。


SDGs15番目の目標である「持続可能な陸上資源との関係」。
お庭のある生活は、木々などの植物、陽射し、風、鳥、ちいさな虫たちとの継続的なふれあいという側面もあります。季節のうつろい、生命の躍動が身近に感じられるお庭が、生き物の多様性の大事さ、緑のあるくらしの素晴らしさを教えてくれます。町の中に溶け込む自然。それがお庭なのです。


SDGs16番目の目標である「持続的平和の実現」。
一見、庭造りとは関係のなさそうな目標にむけてもケーズガーデンは努力を絶やすことはありません。
平和とはすなわち、人と人との良好な関係性の延長線上に実現するもの。他者を想い、地域を想い、世界を想う、最初のスタート地点がお庭であってほしい。やさしさの生まれる、第一歩の場所としてのお庭を造り続けることが、必ず平和への貢献につながると、ケーズガーデンは考えます。